まずは、プロの税理士として、決算書からクリニックの経営状態を評価することができる税理士事務所を選びましょう。
これまでの蓄積されたデータから、標準的なクリニックの決算パターンがわかっていますから、うまく経営しているクリニックのパターンと比較することで、先生のクリニックの決算上、財務上の問題点や、改善すべきことを明確に指摘できます。
人件費比率が高すぎるケースや、原価が高すぎるケースなどの指摘や、検査費が他のクリニックに比べて多いか少ないかについて、数字にもとづいて指摘させていただきます。
クリニックが健全な利益を上げて成長し続けることは、地域医療の継続的な発展に資することといえるでしょう。
医療法人設立への
第一歩は、クリニックの決算診断です!
しっかりした経営計画、単年度の黒字化見通しを
ドクターは日々の診療に追われていますから、あまり自院の経営状態のチェックに注意を払う時間がないかもしれません。
毎日の入出金をきちんとチェックして、クリニックの細かい経営状態について常に把握するようにします。
もしうまくいっていないクリニックでも、3年目には経営計画を大きく見直して、単年度黒字化へ舵をきることができます。
もしそうした見直しを行わずにずるずる行ってしまうと、赤字がだんだん膨れてしまいます。この仕切り直しが重要なのですが、これはなかなかドクターが自分でできることではありません。なかなか先生には申し上げにくいことも、経営の専門家の観点からきちんと直言して、医療経営の立て直しから新たな飛躍までドクターと一緒に伴走するのが税理・会計事務所と考えております。