融資と金利のコラム②

前回は国の負債と金利に関してのお話をしました。

今もまだ安倍政権時代の金融政策から低金利が続いていると言っても過言ではないです。
12月26日には安倍元首相は「根本的な方向はアベノミクスから変えるべきではない。市場もそれを期待している」との発言をしました。
大胆な金融政策、機動的な財政政策の2本の矢は放たれていますが、三本目の矢である民間投資を喚起する成長戦略はまだ見えていない状況です。

変動金利型の商品は、短期プライムレート連動型と長期プライムレート連動型があります。
日本銀行の統計データを見てみると2020年8月実施日では、
短期プライムレートの最頻値が1.475%、長期プライムレート1.0%となっています。

短期金利は、満期までの期間が1年以内の商品に適用され、日本銀行の金融政策の影響を直接的に受けやすい傾向があります。一方で、長期金利は長期的な商品に適用される金利であり、10年満期の国債の利回りが代表的に指標とされています。

一般的には短期プライムレートが低く、長期プライムレートが高く、短期プライムレートは金融機関が金利を決定し、長期プライムレートは国債利回りと連動します。
長期プライムレートの方が金利が高くなる理由は、融資期間が長くなればそれだけリスクが高くなります。
この一般的な流れを順イールドと呼びますが、現在それが金融政策により逆転となっていますが、それを逆イールドと呼びます。

この逆イールド状態は、短期市場から融資資金を調達している金融機関は、高いコストをかけ手に入れた資金を長期プライムレートとして低金利で貸し出さなくてはいけない状態になっています。

多くの変動金利型ローンは短期プライムレートと連動しています。
そして多くの金融機関が短期プライムレート+1.0%と設定しています。
短期プライムレートの特徴として、長期プライムレートの利率に変動してから遅れて動く傾向があり、予測しやすい側面はあります。

では、今後はどうなるだろうかの予測ですが、はっきりと申し上げる事はできませんが下がるか上がるかでしたら上がる可能性の方が高いと見ています。曖昧な表現で専門家の方から見れば笑われてしまうかもしれません。ただし、借りる側の身から考えれば上がる前提で計画を立て、予測をするときはストレスをかけて考えるのが鉄則です。

今後新たな発信できる事がありましたら改めて発信していきます。

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