不動産開発コンサルタントの中村です。
今回は土地所有者様との面談に関しての内容になります。
開業候補地の土地所有者様はまず「登記簿謄本」から調査します。
登記簿謄本から読み取れる情報からまず精査します。
既存の建物ならばいつ建てられたのか?誰がどのように等想像を立てながら読み取れる情報を組み立てます。
お土地には所有者様ご家族によって考えは様々ですが、読み取れる情報や土地の今の姿からある程度は想像はできたりはします。
この時点で貸せない、売れない理由がはっきり分かる場合もあります。
登記簿謄本からは確認できない事にはなりますが、過去のコラムに「生産緑地」の内容を掲載しましたが生産緑地となっている場合、解除しない限り診療所として使う事はできません。
訪問を行う前には事前に土地の都市計画、土地の評価額、周辺売却相場、賃料相場等の情報は最低限把握します。
その後、無事所有者様ご本人と面談ができた際に、説明を行うと同時にヒアリングを行います。
とても素晴らしい立地条件のお土地の場合、今までも話があって断ったであろう、何故断ったのだろうと最初に想定します。
しっかりとヒアリングすると共に不動産業者との一番の違いと思いますが、私達は母体が税理士法人浅野会計事務所であり、所有者様と面談するにあたって、税務、ライフプランニングコンサルティングの話を同時にします。
土地所有者様は多くの土地の悩みをお持ちの方が多いです。相続税や保有税、資産継承等の相談窓口となるに加えて候補地が賃貸、売却する事で解決に導けるようなアプローチを探っていきます。
一番大切な事はドクター様にとっても地主様にとってもお互いが喜んでいただけるように進めていける事とは常に思っています。地主様はすぐ近くに代々お住まいになっている事が多いです。候補地等近隣に訪問をし、相談を行い、ご説明を行うだけでも地域への貢献、宣伝にもなります。
この思いで活動する事がその土地で将来活躍するドクター様への一つの貢献及び良き広告となる事、そして私の行動一つ一つが地域への信頼へと繋がる事と同時に責任を持ち行動する事が必要と常日頃が思っています。
開業をお考えのドクター様、我々共々ご相談お待ちしています!